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「ワタシ、中国人夫に嫁ぎました!」シリーズ第1回:中国人夫と暮らす

2017-06-22 人民網日本語版 人民网日文版

 恋愛から結婚、子育てや家族関係を通じて、中日関係を最も身近に肌で感じることになる国際結婚。特に女性は妻として、母として、嫁として、中国と日本という二つの国の間の矛盾や共通点などをより身近に感じ、家庭の中でうまく融合させていくキーポイントとなる存在。


 人民網では、そんな中日カップルの中でも中国人夫に嫁いだ日本人妻たちにスポットをあて、アンケートと座談会を行い、中国人夫との結婚生活や嫁姑問題、子育てに関して3回シリーズでお届けする。


 第1回目の今回は、中国人夫との暮らしについてまとめてみた。


◆「夫への愛」と「勢い」で結婚を決意


 国際結婚と聞くと誰もが興味を抱く「どうして中国人男性と結婚したのか?」という疑問。複数回答可という条件で結婚を決意した理由について答えてもらったところ、トップは「夫への愛」、僅差で「勢い」という面白い結果となった。

 また中国ならではのこんなエピソードも。


Mさん:大学生と高校生の二児の母、中国滞在歴24年 

 中国人夫と結婚したいなと思ったのは、昼にも家に帰ってくること。教師なので学校の敷地内に家があり、昼も家に帰ってご飯を食べる習慣が日本には無いので、新鮮で良いなと思いました。


◆中国人夫と結婚してよかった点は、「家族思いなところ」


 アンケート結果や座談会でも夫の家族思いなところや、妻に対する寛容さについて高く評価している。

Kさん:幼稚園児の母、中国滞在歴20年

 家庭を大事にするのがよかった点。自分も結構自由に仕事や趣味を謳歌させてもらい、とがめることなく、許してくれているのは日本の親からも幸せねとずっと言われています。それはたぶん私のことが好きというよりは中国人の気質なんだと思います。全体的に女性が自由な生き方や自分の時間を持つことに協力的。それはすごくよかったなと思います。

Yさん小学生の母、中国滞在歴14年

 日本人だと無意識、意識的に理想の母親像、妻像、家族像があるけれど、イメージや枠がないので非常に自由でやりやすい。それが一番よかった。毎日のご飯作りや子供の世話など私には当たり前のような家事なのに、すごく褒められるので、やりがいもあります。

Iさん:高校生と中学生の二児の母、中国滞在歴19年

こうじゃないといけないというのではなく、一つ一つ形を作っていけばいいよと言ってくれるのが、何よりも中国人の夫に嫁いでよかったと思える点です。

 家事に対する一種の寛容さや妻が仕事を続けることの理解については、共働きが一般的である中国社会で育ってきた中国人夫たちにとって、非常に自然なことなのかもしれない。


 そしてアンケートの中で、自分の夫の「マザコン」ぶりを指摘している意見も少なくなかったが、母親を大切にするように、妻や家族に対しても大切にしてくれるというのも中国人夫の特徴のようだ。


◆結婚生活はネタの宝庫


 そんな中国人夫たちだが、もちろんいい点ばかりとも限らない。結婚生活の中での行き違いや理解できない点があるのは当然のこと。そこで「中国人夫に嫁いで今まで一番驚いたエピソード」を質問したところ、まさにネタの宝庫とも言うべき珠玉の回答が集まった。こうしたエピソードに出てくるのはやはり生活習慣の違いから生じる面白ネタが多かった。


01

「私が帰宅すると、夫が冷凍納豆を電子レンジで解凍し、家中がくさかった。」

→食べ物に関する勘違いは非常に多い。特に日本からわざわざ持ってきた貴重な食材や調味料を勘違いで無駄にされてしまうと、その怒りはなかなか収まらない。


02

「親戚友人が突然遊びに来て泊まって行く、その期間が月単位だったりする事がある。」

「すぐに帰ると連絡が入ってから2時間は帰ってこない。」

→大陸ならではの悠久な「時」の感覚。


03

「子育ては産婦が出来ないから誰かに依頼すると信じてたこと。」

→さすが共働きの国。子供の世話は自分で、というのはここ10年ほどでようやく広まってきた考え。それまでは当然の如く、自分の両親や義理の両親が親代わりに育てるのが普通だった。


04

「お葬式の時、弔問客が来ると泣いて、帰ると泣き止まないといけないところ。自分の親が亡くなったのに好きな時に泣くこともできないなんてと思った。」

→冠婚葬祭という儀式における礼儀というものはまさに国や地方によって千差万別。感情の発露という点において、中国と日本は確かに明確な差がある。


05


「雑巾を洗ったタライで足を洗っていること。雑巾を結構綺麗なものと捉えているのか、自分の足が雑巾と同じくらい汚いと捉えているのかは不明。」

→思わず笑ってしまう解釈。日本人妻たちは疑問に思いながらもどこか中国人夫を「面白い人」ととらえている。またそうでもしないと驚きに満ちた日々に対応できなくなってしまうのかも。


06

「一番というか、毎日がネタだらけ。」

「ありすぎて一つには絞れない…。」

→驚きに満ちたエンターテイメントな日々、とでも言えるだろうか?


 座談会でも中国人夫に関する「ネタ話」は話題に事欠かなかったが、そうした「違い」に対する日本人妻たちのポジティブな態度が印象的だった。


 「色々細かい所は違うので、面倒くさいと思うこともあるけれど、退屈しなくて楽しいなと思います。日本人とだったらちょっと違ったらイラっとすることもあるかも知れないけれど、中国人夫だと『こんなところも違うんだ』と笑ってしまう。」(Iさん)


 国際結婚だけでなく、中日両国の交流にも実はこんな「違い」に対するポジティブな態度としなやかさが必要なのかも知れない。(文:玄番登史江)

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